独学でも Java GOLDの資格を取得できた勉強方法

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java silverの試験を無事に合格してから上位資格に当たる goldの勉強をしてみようと思う方も多いのではないでしょうか?

僕もその1人で

Java silver取れたからこのまま goldの資格も取っちゃえ

と勢いで勉強する事にしました。

まずはどんな問題が出題されるのか気になった為 試験対策でよく使用される黒本を購入し内容を見てみる事にしました。

問題を解きながら理解すればいいと思っていましたが、読み進めていくうちに重要な事に気づいてしまいました。

理解不能!理解不能!(ジョジョ4部のしげちー風)

 goldの試験では基礎的な知識は持っている前提で

尚且つ、APIやJavaのバージョンアップに伴う新機能などを使用した問題が出題される為、 silverで勉強した内容だけだと問題で何を問われているのかが理解できないという事になりました。

(僕が受験した時はSE8だった為javaの新機能としてラムダ式が主に出題されました)

情報系ではなく文系の学部で大学を卒業し、独学でJava silverの資格を獲得できたという状況からスタートしましたが無事にjava goldを取得することができた為勉強方法などを書いていこうと思います。

勉強時間

合計4ヶ月程

1日平均で3時間程度

勉強時間は休日は多い時で8時間程度

勉強方法

Java silverの勉強時に黒本を使用した為今回も購入し解説を読みながら理解しようと思いましたがこの記事の最初に書いたように、問われている内容も選択肢に書かれている内容も分からないという状況になり一旦黒本を読むのを諦めました。

その後、試験対策でよく使われる参考書で紫本がある事を知りKindleでも発売していた為買ってみる事にしましたが、個人的には失敗でした。

・スマホで見るにはコードなどの文字が読みづらかった。(持っているスマホだと画面が小さかった)

・何もしなくても電池が切れるスマホだと長時間読むのは厳しい(4年以上使っていた為ボロボロでした)

などの完全に個人的な都合で読み進めることがキツくなり、gold試験の内容の難しさと相まってやる気を喪失し2週間ほど勉強自体するのを辞めました。

(タブレット等画面サイズが大きいものであれば読みやすかったと思いますが当時持っておりませんでした。)

その後一旦試験とか関係なしで勉強しようと思い勉強を始めることにしました。

勉強するにも黒本と紫本は自分には早かったと感じた為他に勉強できそうな本を探すことにしました。

「スッキリ分かるjava入門編」の関連書籍で「スッキリ分かるjava実践編」を読んでみることにしました。

この本には、コレクションクラスやファイルシステムの操作、ラムダ式、並列処理などの説明があり知らない知識ばかりだった為勉強になりました。

その後「諦めたgoldの試験範囲と若干被っているのでは?」と思い再び黒本を手に取り問題を見た結果、

「聞かれている内容が若干分かる」

程度になっており全く理解できなかった頃に比べると大きな前進でした。

しかし黒本の範囲が異常に広いため、まだ問題の意味すら分からない事が多数あったため他の書籍も読んで勉強することにしました。

他の書籍も読んでみようと思い

「新わかりやすいJavaオブジェクト指向徹底解説」

という本の評判が良さそうだった為購入してみましたが大当たりでした。

日付の操作や、ストリームに関しての説明、マルチスレッド、ファイルやディレクトリの操作方法等の内容がとても分かりやすく記載されており、試験範囲も網羅していた為より一層勉強する気になりました。

本を読むだけだと中々理解できないタイプなので、実際にPCで動かしてみたりして動きを理解できるようにしました。

どの本でも記述されているコード内容で理解できない部分は試しました。

その後、再度黒本や紫本を開くと内容が理解可能になっており、1ヶ月半程かかり当初の目標だった試験勉強に取り組む事が出来ました。

この後の勉強方法は殆どjava silverを取得した時と同じ流れになってしまいますが、まず黒本の問題を章ごとに解いて解説を読むを繰り返しました。

独学でも Java silverの資格を取得できる!

ある程度章ごとの問題が解けるようになり、模擬試験の問題に取り組みましたが圧倒的に模擬試験の方が難しく、結果は35%前後の正解率でした。

全然理解できていなかった事に気づき再びやる気を失いかけましたが、ここで止めると勿体ない精神で模擬試験を繰り返し解きました。

(模擬試験は2つあるので交互に繰り返しました。)

模擬試験で70%前後取れるようになった段階で試験の申し込みをし受験に挑みましたが、結果は45%で散々な結果でした。

原因としては、

  • 申し込んでから、理解できていない部分が多い事に気づいた
  • 落ちたら3万円が消えるという重みで受験日の朝から緊張しすぎて暗記しなければならない内容が飛んでしまった

です。

試験の日程は変更できる為、後日改めれば良かったのですが、先延ばしにすると永遠に伸ばし続ける気がしたので思い切って受けてしまいました。

その後、試験に落ちたことよりも受験料3万円近くを失った悲しみから全ての勉強を放棄しました。

やる気を失ってから1ヶ月程経った頃面接を受けていた会社への就職が決まり、通勤が始まったのですが、移動中のバスと電車で特にやる事が無かった為放棄していた勉強を再開しました。

再び失敗しないように前回の反省を活かして理解できていない部分を曖昧なままにせずしっかり理解できた状態で挑む事にしました。

そこで放棄していた紫本が活躍するのですが、電子版ではなく、書籍を買いなおしました。

久しぶりに読んでみると理解不能だった内容も理解できるようになっており、解説の内容も読み進める事が無事にできるようになっていましたが、問題を解いてみると黒本よりも内容が難しい事に気付きました。

n回目の挫折をしかけましたが、問題を解いて解説をしっかり理解してコードも書いてみるというこれまで通りの勉強方法を紫本でも進めていました。

試験問題では紫本に記載されている問題は全く出てこないという意見も何度か見ましたが、僕が受けた試験の時は割と近い問題が数問出ていました。

そして、前回の受験から丁度2ヶ月経った頃に紫本の模擬試験で正解率が70%程になり再び受験を申し込み合格する事ができました。

結果は66%とギリギリでしたが、合格できました!笑

まとめ

こうして無事にjava goldの資格を取得する事が出来ましたが恐らく人生で1番勉強したんじゃないかなと思います。

僕の場合、休日は1日8時間近く勉強したり、通勤時間、仕事終わってからも喫茶店に寄って勉強するなど平日でも3時間位やって何とか合格する事ができましたが、1人で勉強していた事で無駄に悩む時間も多かった気がします。

もし周りにプログラムに詳しい人や一緒に勉強している人がいれば一瞬で解決するかもしれない内容をひたすら調べていて尚且つその日には理解出来なかったという事も多々あった為一緒に勉強できる仲間がいればもっと早く色んな事を理解できていたかもしれません。

独学でもJava goldの資格取得はできますが、覚える内容や理解しなければいけない内容が多く、受験料も3万円を越える試験の為、1人で勉強する場合は、ほぼメンタル勝負になってしまいます。

もし誰かと一緒に学べる環境があればモチベーションの維持や理解度が断然違うと思いますので、そちらをお勧めします。

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